役立ち隊WTOPヤチベーの潜れ!青春2006年9月11日〜14日号


何か毎年恒例になりつつある遠征ダイビング。
今回の遠征先はまたしても沖縄!
でも、ひとくちに沖縄と言っても「渡嘉敷島」「宮古島」「与那国島」・・・と何処も初ばかり、だから今回の沖縄旅行も私的には初となる「石垣島」なんです。

ここでは憧れのマンタに出会える!・・って事で今回のダイビングは凄〜く楽しみなんですが、与那国島の時のように目的に会えなかったらどうしよう・・・と言う恐れもちょっとあるんです。

唯一、今回の石垣島ダイビングを楽しみにしてとても忙しい夏を乗り切った私。

でも長年使っていたMyデジカメ(C−4040Z)は修理代が高そうな程の重傷で使えず、かといって新規購入をもくろんでいるNEWデジカメはまだ未発売・・・そんな訳で急遽オークションで「C−3030Z」を落札して今回の遠征先に臨むものの皆からは「なんでC−4040Zよりも古い機種にしたの?」とツッコミを入れられる始末。

そりゃ私だって「C−4040Z」より後に発売された「C−4100Z」が欲しかったんですが、オークションで落とせなかったし、キタムラの中古機種は高額だし・・で、NEWデジカメが来るまでの代替品としての役割だったのでコレで十分のつもりだったんですが、やはり私も少々不安があるのは事実。

そんなわけで保険として(ダイビングに無関心なのに何故かハウジング付き動画デジカメを持っている)職場の同僚のカメラも借りて今回は二刀流で撮影に挑みます。


9月11日、待ちに待った沖縄旅行当日、予定では快晴が続く楽しい旅行!・・・のはずが、前日までなかったはずの台風13号が発生してしまった(しかも石垣島の方向に進んでいるらしい)。

「アチャー、台風作っちゃったよ」と何故か私の方をちらちら見るような気がする仲間達、・・・そりゃ私が南国に行くと台風やら大雨が多いのは確かだけど・・・やっぱり私が台風を招いちゃったのかなぁ〜?と自分自身で疑心暗鬼になってしまいました。

これでもし悪天候でマンタに会えなかったらどうしよう・・と不安を抱えつつも今回の旅行は「大物と出会える運を持つ!」と自負している本多君もいるので彼の運に期待しましょう。



羽田発の飛行機(6:30)に乗って石垣島空港に着いたのが9:35、そこからダイビングショップ送迎バスに乗って約30分で今回お世話になるダイビングショップ「G・FREE」に到着です。

到着後にざっと周囲の景色を眺めた後に昼食を食べていきなり潜ります。
初日からいきなり2本、一見ハードスケジュールに思えますがダイバーにとっては嬉しい事です。


今回の平日休み組沖縄ツアーのメンバーを御紹介、平日参加は人が集まらなくてギリギリの人数だったようです。




石垣島は珊瑚で有名な海、聞いた話では260種の珊瑚があるんだとか・・・でも私の第一目標はマンタ、明日以降台風の影響で沖に出られないかも?って事で「だったら今日行こう!」と願っていたら・・・今日も海が荒れていてそこには行けないと言う絶望的な返事(そんなぁ〜)。
そんな訳で今日の1本目は予定通り「ビッグマウンテン」へ・・・ここも綺麗なんだけど・・・。



まるで海の中で見事な盆栽を見ているような錯覚に陥った珊瑚、沖縄の海にはこういう珊瑚が多々あるんです。

土肥では見られないこういう珊瑚を見ると「あぁ〜、私は今、沖縄で潜っているんだなぁ〜」と感じていたのはひょっとして私だけだったんでしょうか?

オトヒメエビ ヒレフリサンカクハゼ


珊瑚に群がる無数の魚、何かこの魚、土肥の海で見かけるあの魚に似ているけど・・・ひょっとして兄弟なんでしょうか?

でも透明度の高い沖縄の澄んだ海ではどんな魚も素敵に見えてしまいます。

青い海ではとにかく目立つユカタハタを発見!

もっと近くに寄りたかったのですが人間を警戒しているようなので限界ズームで撮ります。

しかし運悪くハタの上をあの魚の群れが通り邪魔をする始末で結局撮れたのはこの1枚だけでした(悔しいよぉ)。


通常のダイビングであれば文句なくMyベストに選んだ「カクレクマノミ」の写真。

本当はフラッシュなしで撮ったので全体的に色も青く暗〜い写真だったのですが写真ソフトの一発補正であっさり復元!
いやぁ〜写真よりもソフトに感動してしまいましたよ(笑)。




2本目のポイントに向かう前にMyデジカメのバッテリーが突然切れてしまい使用不可(え〜っ)!

あれだけ完璧に充電しておいたはずなのにもしかしてメモリー効果とかで使用可能時間が短くなっていたんだろうか?・・・単三型のニッケル水素電池とか専用充電器とかど〜も信用できなくなってきた。

普通なら呆然とする所だけど保険として借りておいた職場同僚のデジカメがあったので撮影に支障なし!・・・この時「予備カメラを持ってきておいてホントに良かったぁ〜」とつくづく痛感いたしました。



ここのポイントの特徴は一言で言えばエダサンゴが多いポイントなんだそうです。

潜ってすぐに一面に広がるエダサンゴの世界は圧巻ですごく感動してしまいました(写真ではその感動を表現できないのが残念ですが・・・)。



あちらの砂地で3人のダイバーが何かしているのを見た私は興味本位で近づいてみます。
するとそこにいたのは巨大なナマコ。
おのおのが手にとって遊んでみたり、記念写真を撮ったりして楽しんでいました。


多いようで少ない被写体にダイバーは右往左往、あちらではウツボ?と思いきやウミヘビを写真に撮ろうと悪戦苦闘中のダイバーがいました。

私ももっと近づいて撮ろうと思ったんですが何か気持ち悪いのでこの距離が限界です。

後で聞いた話ですとこのウミヘビはハブよりも強い猛毒を持っているんだとか!・・・まぁハブと違ってよほどの事がないかぎり噛まれないらしいのですが近づかなくて良かったとホッとしています。



2日目(9月12日)、さすがに昨日は疲れた為か夜もバッチリ眠れて今日は朝から元気元気で朝食も実に美味しい!

それに今日は4本も潜るので楽しくて仕方ありません。

でも不安なのが台風13号、石垣島に確実に近づきつつあるので海上の波の様子が気になりましたが、そんなに荒れてないので今日もしかして予定通りマンタポイントに行けるかもしれません(ちょっくら期待)。



2日目の1本目は「琉球の城」と言うなんとも凄そうなポイント。

一体どんな特徴を持つポイントなのか?・・・勉強不足でわかりませんが天気も良いし、海も綺麗なので皆さん張り切っているのがわかります。

オニハタタテダイ オオフエヤッコダイ

さすが沖縄の海!多種多様の魚もいるし、透明度も抜群で海の中から太陽の位置まで判別できます。

台風が近づきつつある状況でこんなに綺麗なんだからベストな時はもっと凄いんでしょうねぇ?



暗い中光るウコンハネガイ アオノメハタ

「あっ、珍味業者のかずさやが沖縄で珍味の材料を取ってる!」・・とWEBスタッフが言いましたが違いますよ。

彼は現地インストラクターの通称「ボブ」さん、とてもわかりやすく海中をガイドしてくれる親切な隊長さんなんです。

ホシゴンベ

珊瑚に沿うようにしてひたすら被写体を探すダイバー達。

その周囲ではハナゴイが乱舞して必死に存在をアピールしているんですがあまり相手にされません。



1本目潜るときは青空だったのに2本目の時は雷雲モードになりそうな嫌な天気・・・まさに「胸騒ぎがするわ」状態。
しかし、波は穏やかなので予定通りマンタの聖地「マンタスクランブル」に行ける事となりもう嬉しい〜の一言!
このマンタスクランブルってポイントは90%以上の確率でマンタに出会える日本で数少ない場所なんだそうで、なんでもマンタが体の汚れを取る為に訪れるんだそうです。
船で移動する事約30分で現地に到着、すると船がいるいる・・・数えてみると14隻の船が停泊して全部マンタに会いたいダイバーを乗せた船なんだそうです。

マンタはダイバーの出す泡が嫌いなんだそうです。

だからなるべく呼吸を抑えて、岩場に身を隠しながらひたすらマンタの登場を待っています。
みんなマンタに会いたいので現地ガイドさんの言われた通りして待っていると・・・・・

      キターッ!


ダイバー生活何年か忘れましたがついに肉眼でマンタに出会えました。
鳥肌が立つようなこの時の感動は忘れられません。

コバンザメのような魚を体にまとい海の中を悠々と泳ぐその姿は王者の風格さえ漂っている程です。



マンタが徐々に近づくにつれて私の心臓もバクバク状態、まるで憧れの大スターに会う心境です。

そんな状態で泡を出すな!・・・はとても無理な話、いつも以上に泡が出てしまい泡が嫌いなマンタに降りかかります。
でもそれは私だけでなく周りの人も同じ状態・・・みんなマンタに会うのが憧れだったんですねぇ〜。

大量の泡を浴びてしまった為でしょうか?マンタは私達のいる場所から離れていきました。
それはまるで一瞬の夢・・のようでしたがマンタが私達の真上を通過してくれたのは感動です(真上を通るのは非常に珍しいとの事)。

とにかくもう感動の放心状態でこの後、他の魚を撮るのを忘れてしまったほどでした。



念願のマンタに会えた興奮も冷めやらぬまま3本目のダイビングをする私達ってある意味スゴイかも?
今度のポイントはコージースペシャルって場所、別にタモリのモノマネが上手くなるポイントではないんですが、なんでも5種類のクマノミが見られる場所なんだそうです。

アケボノチョウチョウウオ ハナグロチョウチョウウオ

現地ガイドのかず・・・ボブ隊長は右に左に大忙しで頑張っています。

私達と違って仕事でダイビングしているので楽しんでる暇はないようです。


せっかく5種類のクマノミが見られるというので半ば根性で撮影です。

クマノミって意外とすばしっこくてAF(オートフォーカス)が追従できなくて撮影に苦労しながらもなんとか5種類のクマノミ撮影に成功です。

どのクマノミも可愛いですが、やっぱりカクレクマノミが個人的にはNo1かな?

エンマゴチ

スタッフにはあまり受けませんでしたが、ヤチベー個人のお気に入りはこの写真なんです。

眩しい程の光が差し込むサンゴの海で色んな魚が楽しそうに舞い踊る光景は素敵じゃないですか!


別のスタッフはこちらの方が良い!・・と言っています。

沖縄の海中庭園のように落ち着いた趣がある!・・・と訳わかんない事を熱く語ってました。



2日目最後となるポイントはグルクンパニックという妙な名称が付いたポイント。

なんでも名前の由来はグルクンという魚の周りで棒を振る音がまるで大きな魚の音と似ているらしく魚がパニックになって慌てふためく為にこの名前が付いたのだそうです。

土肥と比べると海底までの深さと透明度が違うのでこのように太陽の光が差し込んで光のカーテンのように綺麗です。

やっぱり沖縄って良いですねぇ〜

これが沖縄でグルクンと呼ばれている魚です。

正式な名称はわかりませんがイワシの仲間っぽい魚でした。

シチセンチョウチョウウオ キチベラ

サンゴと同化してものすご〜くわかりにくいですが小さなイソバナガニがいるんです。

ツノダシ フウライチョウチョウウオ


こうして2日目のダイビングもめでたく終了。
4本も潜ったのにみなさんそんな疲れていないなんてやはり素晴らしい透明度の南国の海だからでしょうか?
でもこうしている間にも台風が着々と近づいていますので明日潜られる保証がないのが・・怖い。


夕食後、現地インストラクラーのボブさんを交えてのロギング(反省会)です。ちなみにボブさんは日本人ですので・・・



駐車場から見た展望台、げっ、あんな所まで歩くの?
前日、村松さんが早起きして近くの展望台に日の出を撮りに行ったという。
そういえば土肥温泉は夕陽の名所だけど日の出は・・・で、まるで無関心だった事に気がついた私は今日、早起きして日の出を撮りにいきました。

懸念されていた台風の影響は今日現在(9月13日)ではないようで、今日は予定通り沖縄最後のダイビングができる事を確信してホッとしています。

私達が宿泊している「ペンションさっぽろ」・・・何か沖縄では???の名称ですが、ここのオーナーさんは北海道から来た人なんだそうで名称の謎も一気に解決しました。
展望台から見た景色 やはり沖縄といえばシーサー、至る所に設置されています。
今日の朝ご飯


宿に戻ると庭にはカメ、「へぇ〜、沖縄のミドリガメかな?」なんて安易に考えて撮影してましたが、実はコレ天然記念物の「セマルハコガメ」なんだそうです。

貴重なカメと知ると態度の変わる私、心をこめて何枚もシャッターを切ってしまいました(笑)

でもどうせなら海の中で会いたかったなぁ〜・・・と思いましたが、素朴な疑問が一つ!・・・泳げるの?このカメ!



今日が沖縄最後のダイビング!しかも昨日の半分、2本しか潜らないので噛みしめるようにダイビングを満喫するつもりです。
まず1本目は「イバルマ北の根」というポイント、ここも透明度も抜群!魚影も濃いし言うこと無しです。

オオフエヤッコダイ カスミチョウチョウウオ
ソラスズメダイの群、とっても綺麗でした!
メガネクロハギ スミツキトノサマダイ


ハナビラクマノミ イソギンチャクエビ

ここは魚のクリーニングポイントなのでしょうか?それとも穴場のレストランなのでしょうか?・・・様々な種類の魚が集まって何かしています。
もちろん人間が近づいても逃げないので撮影しやすかったんですが・・・何をしているのか・・気になる場所です。



いよいよ沖縄最後のダイビング!
最後は前日までマンタ、マンタと言っていた私達を気遣ってくれてもう一度「マンタスクランブル」に連れて行ってくれました。

台風がとても心配でしたが何とか今日までは大丈夫のようです(ラッキー)。


前回にも増して今日は透明度が抜群でまさに撮影日和!
そしてなによりも嬉しかったのがマンタがいるいる!
前からマンタが来たか・・と思えば後ろからもマンタが近づいてきてまさしくマンタスクランブルって感じで嬉しい悲鳴です。
以前も述べましたが、家来を4匹従えて悠々と泳ぐ姿はまさに圧巻です。
でも目はとても優しそうなんですよねぇ〜。

マンタはとてもおとなしい生物ですので決して人は襲いません。
でもさすがにこんな近くに来ると殆どの人はちょっと怖いイメージがあるのではないでしょうか?
前にいるダイバーもちょっとそんな感じに見えました。

台風接近で一時はどうなるのか?と心配してしまいましたが、最後のポイントとなったマンタスクランブルまで十二分に満喫できた事は本当に感謝です(やはり大物運があるという本多君のおかげでしょうか?)。
これで楽しい沖縄のダイビングも終了となりました。



沖縄でのダイビングの日程も全て終了し、今日は午後からドライブがてら観光巡りです。
車でしばらく走っていると綺麗な海岸を発見!早速車を止めて浜に直行、何て言う浜なのか?・・名称もわかりませんが・・・とにかく美しさに感動です。


石垣島最北端にある平久保崎灯台にやってきました。
(台風が近づきつつあるので雲が若干多いですが)青い空に青い海、緑の平原・・・とまさに景勝地って感じでとても素敵な場所でした。
やはり沖縄って海だけでなく気色も素晴らしいですね。



最終日(9月14日)、帰り支度を済ませて飛行場に向かいながらも最後に「マングローブ」を見学。

ちょうどシーカヤックに乗る人がいて先生らしき人から講習を受けている最中でした。


いよいよ飛行機に乗って東京に、そして土肥に帰ります。
根本夫妻は本当は今夜も泊まって明日帰る予定でしたが、台風が心配で一緒に帰る事にしました・・・でもこれが正しい判断だったようで明日にしていたら飛行機が当分出なかった模様です。

今回は台風に脅かされる旅行でしたが、問題なくダイビング&観光できた事に本当に感謝です。
次はいつ来られるかわかりませんが・・・また是非行きたいですねぇ〜。



今回のMyベスト!はやはり誰が何と言おうとマンタでしょう。
雄大に海中を泳ぐその姿は今も尚、目に焼き付いて離れません。

本当はNEWデジカメで撮りたかったんですが・・・いつか・・きっとネ!






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